アトレティコ・マドリードのストライカー、アントワーヌ・グリーズマンは、今シーズン終了後に5年間在籍したクラブから退団することを明かした。
ロシア・ワールドカップの覇者であるグリーズマンは、昨年6月に新たに5年契約にサインをしたばかりしたばかりだったが、土曜日のラ・リーガ、レバンテ戦が最後の試合となったようだ。
バルセロナはグリーズマンの契約に含まれている1億2000万ユーロにも及ぶ契約解除金を支払う構えであるとBBC Sportsが報じている。
グリーズマンは「とても素晴らしい5年間だった。ありがとう」と語った上で自身のTwitterで、「これまで愛してくれたファンのみんなに、クラブを離れるという決断をしたことを伝えたい。違った景色を見て、新たなことに挑戦してみたいんだ」と付け加えた。
.@AntoGriezmann: "Han sido cinco años increíbles; muchas gracias por todo, os llevo en el corazón". pic.twitter.com/9XorY05u1T
— Atlético de Madrid (@Atleti) May 14, 2019
さらに「このような道を選ぶのは苦渋の決断だったけど、僕にとって必要なことだと感じている。5年間愛してくれてありがとう」とファンへコメント。
リーガのライバル、レアル・ソシエダから2014年に加入し、256試合で133ゴールを挙げているグリーズマン。ヨーロッパリーグ優勝や、スペイン・スーパーカップ、UEFAスーパーカップも制覇しており、さらには在籍した5シーズンのすべてでクラブのトップスコアラーとなっていた。
グリーズマンは、昨年バルセロナからのオファーを断っていたが、バイエルン・ミュンヘン加入が決まっているリュカ・エルナンデスや契約満了に伴い退団するディエゴ・ゴディンに続いて今夏アトレティコを離れる3人目のスター選手となった。
グリーズマンの加入によって、カンプ・ノウではフィリペ・コウチーニョの去就に注目が集まっている。
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