マンチェスター・シティは、アトレティコ・マドリードの21歳・ロドリ獲得に向けて、彼の契約解除金である6000万ユーロの支払準備を進めている。プレミアリーグ王者にとってロドリの獲得は、どのような影響を与えるのだろうか?
ロドリがアトレティコ退団の希望を表明したことで、バイエルン・ミュンヘンに続いてシティも彼の契約解除金を支払う準備を進めていると、Sky Sportsは理解している。
昨夏に2150万ポンドでビジャレアルからアトレティコに加入したロドリは、フェルナンジーニョの後釜を探すシティの獲得候補リストに常に挙げられていた。
ロドリは、2013年にフィジカルの弱さを指摘され、アトレティコから放出されている。挫折を乗り越え、2015年の後半戦に移籍先のビジャレアルでシニアデビューを果たし、スペインサッカー界をよく知る人物、テリー・ギブソンは、「デビュー20分で彼が"本物"だとわかったよ。彼のファーストタッチ、動き出しや、守備時の落ち着きはとても明確で、若き日のブスケツを彷彿とさせた」とコメント。「なぜ彼の契約解除金が2000万ユーロのうちにプレミアリーグのクラブが獲得に動かなかったのか理解に苦しむよ」とも話している。
3年間のビジャレアルでの経験を経て、昨夏アトレティコへと凱旋したロドリは、すぐにディエゴ・シメオネ監督の信頼を勝ち取り、飛躍の年にした。そんな彼に白羽の矢を立てたのがマンチェスター・シティだ。
シティは34歳を迎えたフェルナンジーニョの代役を探しており、ギブソンは「フェルナンジーニョの代役を探すのは非常に難しいだろう。ただヨーロッパ見渡せば、明らかにロドリはその候補の1人になるだろう」とコメントしている。
0コメント