バルセロナが、バレンシアのダニ・パレホとロドリゴ・モレノの両取りを画策し、ライバルの弱体化とスカッドの強化を目論んでいるようだ。
一時は向かう所敵なしなシーズンを送っていたバルセロナだが、チャンピオンズリーグ準決勝でのリバプールへの歴史的敗戦および、コパ・デル・レイ決勝でバレンシアに屈したことで、大きな赤点を残してしまう結果となった。
リーガの防衛に成功した裏で、クエスチョンマークが多いシーズンであったことも事実であり、来シーズン以降どのような改善を行っていくのかに注目が集まる。
Mundo Deportivoが報じるところによると、バルセロナはパレホとロドリゴの獲得に向かうとの事だが、彼らは安価で獲得できるような選手たちではない。
パレホには5000万ユーロ、ロドリゴには1億2000万ユーロの契約解除金が設定されており、実際に両取りが可能かについては疑問符を投げかけざるを得ない。
両選手ともに豊富な才能の持ち主ではあるが、パレホは来年31歳を迎え、ロドリゴは28歳であることから、巨額の資金を投じてまで投資すべきタイミングと言えるのだろうか。
両選手は昨シーズン合計で25ゴール19アシストを記録しており、加われば間違いなくプラスにはなる。さらにライバルの弱体化にもつながり、国内での優位はさらなるものとなるだろう。
しかし、彼らがバルセロナが長きにおよび欲しているチャンピオンズリーグのトロフィーをもたらすための選手たちなのかについても少々疑問が浮かぶところではある。
さらに、フレンキー・デヨングやアルトゥール、マルコムにジャン・クレール・トティボなどの若手に投資してきた近年の戦略を否定することにもなりかねないが...。
果たしてバルセロナはこの両取りを本気で考慮しているのだろうか?
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