マディソンがユナイテッド移籍を選ばない2つの理由とは?

 レスター・シティのジェームス・マディソンは、今夏のマンチェスター・ユナイテッド移籍に対して懸念材量があるようだ。


 Daily Recordは、6000万ポンドという値札がつけられているマディソンがユナイテッドの獲得候補に挙がっていると報じているが、彼自身はオールド・トラッフォードへの移籍に対して、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権がないこと、オレ・グンナー・スールシャール監督の元ではレギュラーとして試合に出場できないかもしれないという2つの点を考慮し、懐疑的に見ているとのことだ。


 確かにここ数シーズンは難しい時期を過ごしているユナイテッド。以前の輝きも薄れ、そこまで加入したいと思えるクラブではなくなって来ているのかもしれない。そしてマディソンのようなトップタレントは時間をかけた決断をすることは正しいことと言える。


 22歳のマディソンは、チャンピオンシップ(英2部)のノリッジ・シティで活躍し、今シーズンレスターへ移籍。プレミアリーグの舞台でも印象的なプレーを披露した。


 マディソンにとってレスターはとてもいいクラブに見受けられるが、Daily Mirrorは最近トッテナムも彼に関心を抱いているとの報道をしており、マディソンがユナイテッド加入に消極的な現状は今シーズンのCLファイナリストにとって大きな追い風になるだろう。


 トッテナムに加入すればチャンピオンズリーグに出場することも叶い、さらにマウリシオ・ポチェッティーノ監督は若手英国人選手の育成において抜きん出た手腕を持っていることは周知の事実だ。クリスティアン・エリクセンのレアル・マドリー移籍が報じられているノース・ロンドンのチームにとっても、マディソンは理想的な代役となり、その動向に注目が集まっている。

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